サチ子さんと庭先料理人の終わらない夜

サチ子さんと子供達に「おいしい!」を言わせるため、庭先料理人ぢゃづの右手と財布が今日も火を噴くのだった。

彼君。

幸いにもウチの子供は全員男の子です。

そのため相手の胸倉を掴んで「お前のようなどこの馬の骨以下略」とか娘の結婚式で号泣するとかいうようなシチュエーションとは無縁な私ですが、勿論今回もそういう話ではありません。

 

そんな訳で粛々と燻製カレーを作って参りたいと存じます。

 

まず燻製カレーについて。

一般に燻製といえばチーズとかベーコンというイメージを持たれる方が多いと思うんですが、逆に言うと誰でも味のイメージは沸きますよね。

しかし燻製カレーは本当に「食べたことの無い異次元のカレー」でした。

 

専門店が出来るほど美味しいメニューですが、単に「肉とルーを燻してぶち込む」と考えれば非常にシンプルです。勿論お店は仕込などレベルが全く違いますが、私の場合は手間とお金を掛けずに美味しいものを作るのが目標ですし。

また燻す時はパウダータイプのカレールーを使う、という方も多いんですが、色々やってみてそれほど違いを感じなかったので、結局私は固形タイプのルーを使ってます。どうせ溶けるから、その過程で全体に煙が回るんですよね。しっかり薫香も付くので安いルーで十分です。

 

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今回はルーを一箱(12皿分)使いますので、それに合わせて大きめの玉葱を4つ用意しました。全てみじん切りにするため、不在を良いことにサチ子さん自慢のクイジナートのフードプロセッサーを取り出す私。なに、彼女が帰宅する前に洗ってしまっておけばバレることはありません。

 

・・・まさか数時間後、カレーに入った玉葱を見た瞬間に「フープロ使ったよねコレ?」と即バレるなんて予想もしていなかったのですから仕方がありません。

 

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玉葱を弱火で炒めていきます。少し色が付いてきたところへ1時間ほど燻製した挽き肉500gを投入し、更に炒めます。今回は本当にこれしか具を入れません。

 

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さすがにここまで具が無いと寂しいですから、今回は特別にトッピングも用意。

 

1段目:チーズ(6Pチーズは溶けないしコストパフォーマンスも抜群!と書いている人を時々見かけますが、4Pパックで98円のQBBチーズを忘れてはいけません)

2段目:カレールー(以前使う分全部を燻製したところ、何故か「全くカレーの匂いがしない無臭カレー」になってしまったことがあるため、全体の半分だけを燻製することにしています)

3段目:ナッツ(もちろん私のおつまみ用です。画像はピーナッツだけですが)

 

何回かに分けて他の物もスモークしましたが絵面が変わらないので割愛。

あ、このスモーカーも愛用しているものの内の一つですが、まぁどこかでまとめて紹介します。本体の下にあるのは電熱器で、これにより安定して熱を加えることが出来るんですね。

 

そんな訳で完成。

 

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ちょっとこの写真はひどいだろうと自分でも思いましたが、仕方ないよね綺麗に撮り直そうと顔を上げたらスプーン持ったサチ子さんと子供達がこっち見てるんだもん!

 

そんな訳で唯一撮れたこの画像にありますように、先日の味玉(実は同じ日に作っていたのでした)、最近お気に入りの「燻製屋」ウィンナー、スモークチーズ(サラミとバジルが入っているので粒が見えますね)をトッピングして美味しく戴いたのでした。

 

次回は燻製もですが、まず写真をもう少しちゃんと撮れるよう努力します。

たぶん。