サチ子さんと庭先料理人の終わらない夜

サチ子さんと子供達に「おいしい!」を言わせるため、庭先料理人ぢゃづの右手と財布が今日も火を噴くのだった。

休日の職業

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土曜が毎週仕事の私にとって、本当に自由に使える休日は「日曜以外の平日」にやってきます。

 

フツーのサラリーマンである私が、その日は目を覚ました時から料理人になる。

 

じっくり時間を掛けて準備した料理を食卓に出す。

箸を口に運んだツンデレなサチ子さんの眉がちょっと上がる。

食べ盛りの次男が「これウマイ!」と叫ぶ。

ちょうど部活を終え帰宅した長男がドアを開けるなり「何このいい匂い?」と尋ねる。

お休みを言いにきた三男が「パパ今日の料理また作ってね」と耳打ちしてくる。

 

そんなちょっとしたことが、私の原動力になっているのかもしれません。

 

・・・等ということを妄想しながら、実際には焼けた鍋に触って大騒ぎしたり、焦げた食材を前に呆然としたり、台所を盛大に汚してサチ子さんの前で正座したりという日常。

 

そんな日々の料理や調理道具、気になった食材などについて書いていけたらと思っています。